文政2年(1819)、当時大坂唯一の公認遊所のあったこの地(新町北公園)に植えられた桜は、九軒町の夜桜として「浪速名所図会」にも紹介され有名でした。
西鶴の「好色一代男」や近松の「夕霧阿波鳴渡」で知られた吉田屋が近くにあり、その賑わいが描かれています。
「現代バラは香りが乏しい」と考えている人もいるかもしれませんが、実際には素晴らしい香りを持つものがたくさんあります。では、バラの香りは花の時期で違うのでしょうか?
蕾はジメトキシメチルベンゼンが多いため、フレッシュな香りがし、半開初期の数分間には甘い香りがします。これからは開きかけのバラを愛でて、ぜひ香りを楽しんでください。
パンジーは秋から春にかけて冬花壇の主役として活躍する、多くの人に愛されている花です。和名を三色スミレといい、日本のスミレとは同じ属ですが種が異なります。
一般にビオラと呼ばれているものもパンジーの一系統です。小型のパンジーで小輪で花立ちがよいのが特徴です。
パンジーという名前は、フランス語のパンセ(考える)に、また、ビオラという名前はギリシャ語のイオンに由来します。イオンはギリシャ神話に出てくるイオという巫女の名から付けられた名です。
コスモスは日本中でどこでも見られる秋の代表的な花ですが、コスモスとはギリシア語で「飾り」とか「美しい」という意味です。花弁の形がサクラの花びらに似ているところから秋桜の和名でも親しまれています。
近年よく見られるチョコレートコスモス(キク科・コスモス属)は花色はチョコレート色、そして香りまでがチョコレートに似た甘いバニラ臭がするユニークな植物です。