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緑と生態系

地球上のほとんどの動物は植物がなくては生きていけず、人間も例外ではありません。ここでは「生態系」という視点で緑を見てみましょう。

生態ピラミッド

一番下の段は日光と二酸化炭素、水で光合成を行う生産者(植物)、その上は生産者を食べる植食動物、さらにその上は植食動物を食べる肉食動物となっていきます。

下から上に向かって、生産者から高次の消費者になるように個体数や現存量などを表す図形を積み重ねていくと、図のように下の方が広いピラミッド型になります。これは、「食べられる者」が「食べる者」よりも多くないと、生態系を維持できないということと、植物がなければ生態系が成り立たないということを示しています。

植物は底辺を支える重要な役割を担っているのです。

自然を創る・守る

田んぼと生物今ではあまりなされていない里山での「柴刈り」もつい40年ほど前までは、農山村の人々の生活に欠かせないことでした。得られた柴は薪や炭となり、地元のみならず都市部でも日々の燃料として使われていました。
手入れされていた頃の里山は明るく、春のツツジやヤマザクラから始まる四季折々の景色はそれぞれに風情があり、単なる生産の場としてだけではなく、遊びの場としても使われていました。里山は人の手でうまく管理された一番身近な自然だったのです。
田んぼも単に米を生産するだけの場ではなく、畦に咲く花や、田んぼで鳴く蛙などいろいろな生物の住みかとなっていました。
このような、人が緑にふれていた場所は、都市化が進むにつれ失われたり、また場所は残っても手入れされていないために本来あるはずの豊かさが失われつつあります。

まちの自然

なんばパークス2003年10月に浪速区にオープンした「なんばパークス」は【"人と都市と自然が共生"する「複合緑化都市」】というコンセプトで作られており、各階の屋上に屋上公園「パークスガーデン」を展開しています。この屋上緑化の規模は民間の都市開発としては国内最大級です。
また、環境教育などに用いられるビオトープは、学校や公園に作られてきています。池など水辺を作る場合が多いのですが、これは昔は地域にあった生物の住む環境を子供たちの身近なところ誕生させる試みです。

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